ネギまバトルロワイアル まとめサイト 別館


短編No50 桜子破滅END

 
作者:マロン名無しさん
掲載日時:2006/11/11(土) 23:16:24
ネギま! バトルロワイヤル


目の前の親友に向かって引き金を引く。
ためらいはない。これであの人と一緒に・・・

――――――――――――――――――――――

桜子はわけが分からなかった。
一週間前から彼に連絡がつかないのだ。
ずいぶん前に付き合い始めて親密な関係をすでに持っている。
つい一週間前に修学旅行に行ったきりなんの連絡もしてくれないのだ。
こちらから電話やメールをしてもうんともすんとも言わない。
彼の家に行ってもまるで話をさせてもらえなかった。
なぜだか分からなかった。なぜ急に?なぜ私が?
何回も彼の家に行くと相手方が折れてある場所に案内してもらった。
そこに行くとき何度も、後悔はしないかと、聞かれたが彼の事で頭がいっぱいでたいして聞いていなかった。


案内してもらった場所はなにやら重苦しい雰囲気だった。
「君は○○くんの彼女かね?」
「は、はい。いちおう・・・」
「そうか」
はぁ、と目の前の男性がため息をついたのが分かった。
そしてこちらに向き直り、はっきりした口調で言った。
「彼にはもう会えない。一生だ」
目の前が真っ白になっていくのを感じた。
なぜ?いきなり?彼は、私はあの、その、あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
「どうしてですか?説明してください!!!!」
誰が見ても分かるほど桜子は混乱していた。
「これを聞いたら君はもう、元の暮らしには戻れないよ?」
その言葉に一瞬だけ戸惑った。しかし彼の事が気になって次の瞬間に答えていた。
「はい!お願いします。」
はぁ、とまたため息をついた。そしてゆっくりと分かりやすく説明してくれた。

「BR法」

これが彼の事件のすべての問題らしい。
彼のいるクラスはBRに選ばれそして、彼は生き残った。
彼は今、戦士としての訓練を受けているらしい。
それを聞いて桜子は少し安心した。彼はまだ生きているのだ。
「では、なぜ彼に会えないのですか?」
この質問に対しても目の前の男性は分かりやすく話してくれた。
男性曰く彼の遺伝子は非常に優秀らしい。
それに見合うような女を見つけ子供を作る。そしてさらに強い戦士ができる。

なんかもっと難しい話だったが大体こんな感じだった。
桜子はこの話を聞いて自分の心の悪魔が目覚めたのに気づいた。


「では・・・もし私のクラスでBRを行い、それに勝てば・・・」
「なに!?」
「私は彼と一緒にいられるんですか!?」
それは悪魔の考えだった。
桜子は自分のクラスをBRに提供する代わりにもし勝ったら彼と一緒にいさせろ
と言い出した。
相手はそれを受け入れなおかつ桜子に多少の有利を与える事を約束した。
そして・・・・

――――――――――――――――――――――

「さ、桜子ぉ・・・?なんで・・・」
驚愕しつつ死ぬ親友は桜子を見ている。しかし桜子の顔には喜びしか感じられなかった。

これで私はあの人といっショニいられルンダ・・・
ズットイッショニイラレルンダ
タノシミダナアアアア・・・
アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
 

    [管理人の短編一言感想集] その50
    桜子がズガン子からマーダーへと変貌をとげるとき。
    ・・・思ったけど桜子ってズガンまたは狂うっていうパターンがロワで多いよね。
    by 別館まとめ管理人(YUYU)
    お問い合わせはyuyu_negirowa@yahoo.co.jpまでお願いします。
inserted by FC2 system