振り下ろされたその刃は皮膚を切り裂き、その下の肉も切り裂き、そして小腸を切り裂いた
「ぁああああああ!!」悲鳴を発しながら倒れこむ
しかし、惨劇は止まらない
ガスッ!!ガスッ!!
足が傷口を蹴る
「ギャァッ!!グッ!!」
ドスッ!!ドスッ!!
拳が振り下ろされる
傷口からはおびただしい量の血が流れ、目は恐怖と涙であふれ、息は絶え絶えである
ヒュッ!!
…グシャッ!!
振り下ろされたハンマーで右手のひじが破壊される
グシャッ!!
「ギャァ!!」
グシャッ!!
「グウゥゥゥゥ!!」
グシャッ!!
「ガァアアアア!!」
三回振り下ろされたハンマーは手足の関節を破壊する
「イ・・イヤァ・・・・グフッ!!」
力を振り絞って助けを求めたが、その願いが聞き入られることは無かった
「アハハハハハ!!」
笑い声が響き渡る
ボゴッ!!
ボゴッ!!
ボゴッ!!
体中を殴られる
一通り体中を殴りつけられた後、声が聞こえた
「・・・そろそろ楽にしてあげる♪」
そういうとそいつは体を持ち上げる
首につめたいものがあたる
お前は自分が死ぬのだと本能で感じた
「さ・よ・な・ら」
そしてその予想どうりにその刃はお前の首を切った
頚動脈が切れる
血が流れ出る
息が出来ない
痛い
熱い
苦しい
意識が遠のいていく…
そしてしばらくお前はもしばらくがいた後…耐え難い苦しみから解放された
笑い声を聞きその場所に来てしまった桜子が見たものは…
血まみれで体中が変形して一目では見分けがつか無くなった釘宮と
体を真紅に染めた……柿崎美沙だった
あまりにもの現実とは思えない光景に呆然としていると
美沙が振り向いた…
「次は桜子の番だよ…♪」
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