私はたった今死んだ。俗に言う天寿を全である。
長い人生を私は普通に過ごした、ただ1つの汚点を残して。
汚点の名はバトルロワイヤル。
そこでは私は人ではなく獣である。
多くの仲間を殺し生き残った。
それ以来私は罪の意識から毎日墓を参拝する。
処変わって
ここは・・・何処・・・?
この問いに一人の少女が答える。
「ここは地獄、罪人の吹き溜まりよ」
地獄・・・・
覚悟はしていた。なんせ私は人殺しだ。
「どんな事をされる地獄ですか」
女は答える
「簡単よ、ただ自分の犯した罪を見させられるだけよ、永遠にね、そしてそれは私も同じ」
そうすると少女は顔を見せた。
その顔は私の親友でもあり自ら手をかけた人である。
彼女の名は柿崎美砂
「なんで美砂が、どうして」
私は問う、彼女は答える。
「私はマーダーで、多くの仲間を殺した、当然よ」
そういい残して彼女は消えた、それと同時にある映像が頭に流れる。
「う・・・な・・何をするのくぎみー」
私は無言で撃ち続ける。
「そんな・・・助けてお母さん・・・・・・」
私は走り去った、初めて人を殺した映像だ。
こうして封印した過去の映像が続々と流れていく。
そしてそれはいつか来る転生の日まで続く。
私の名は釘宮円、そしてこれが私への罰、永遠のバトルロワイヤル。
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